錦糸町駅前の楽しく元気な動物園

錦糸動物園

動物紹介

アジアゾウ

アジアゾウ
分類 長鼻目ゾウ科アジアゾウ属
学名 Elephas maximus
解説 主に森林に生息する。食物を求めて放浪するが、近年では生息地の破壊により季節的な移動でも30~40kmに限られる。メスと幼獣からなる群れを形成し、群れに発情したメスがいる場合はオスも加わる。 食性は植物食で、主に草を食べるが木の枝、葉、樹皮、根、種子、果実なども食べる。 繁殖様式は胎生。5~8年(食物が豊富な場合は2~4年)に1回繁殖する。妊娠期間は615~668日。1回に1頭の幼獣を産む。授乳期間は2年。メスは生後9年で性成熟した例もあるが、生後17~18年で初産を迎える個体が多い。寿命は60~80年と考えられている。

アメリカバイソン

アメリカバイソン
分類 ウシ科バイソン属
学名 Bison bison
解説 食性は植物食で、草本や木の葉、芽、小枝、樹皮、コケ、ベリー、地衣類、キノコ、ドングリなどを食べる。 草原、森林に生息する。以前は季節により南北へ大規模な移動を行っていた。メスと幼獣からなる群れを形成する。オスがこの群れに合流するが、これらが合流して大規模な群れを形成することもある。繁殖形態は胎生。6~9月に交尾を行う。妊娠期間は285日。4~5月に1回に1頭の幼獣を出産する。オスは生後3年、メスは生後2~3年で性成熟する。

オラウータン

オラウータン
分類 ヒト科オランウータン属
学名 Pongo
解説 低地の熱帯雨林に生息する。樹上棲。広い行動圏を持ち、メスよりもオスの方が行動圏が大きい。1日あたり200~300メートルを移動する。単独で生活するが、採食の際に1つの樹木に複数個体が集まることもあり、幼獣や若齢個体では集団で遊ぶ、ペアで行動する、子連れの母親の後をつけることもある。オスは大きな叫び声を上げ、縄張りの主張やメスへの求愛の役割があると考えられている。食性は雑食で、主にイチジク属・ドリアン・パンノキ・マンゴスチン・ライチ・ランブータンなどの果実を食べるが植物の芽、葉、樹皮、昆虫、鳥類の卵、小型哺乳類なども食べる。

カピバラ

カピバラ
分類 ネズミ目テンジクネズミ科カピバラ属
学名 Hydrochoerus hydrochaeris
解説 河辺にある開けた草原から熱帯雨林など様々な環境に生息する。性格は非常に穏やかで、人間になつくことからペットとしても人気がある。2~200ヘクタールの行動圏内で生活するが、通常は10~20ヘクタールの行動圏内で生活する。行動圏は重複することもあり、乾季には特にその傾向が強く2つ以上の群れが同じ場所で採食を行うこともある。雨季には優位のオスと1頭から複数頭のメス・複数頭の幼獣・劣位の複数頭のオスからなる成獣が平均10頭の群れを形成するが、40頭に達する群れを形成することもある。

キリン

キリン
分類 哺乳綱偶蹄目キリン科キリン属
学名 Giraffa camelopardalis
解説 メスの行動圏は約120平方キロメートルに達し、オスの行動圏はより小さいが、群れに含まれず単独で生活する若獣のオスであればより広域となる。行動圏が他の個体と重複した場合は、それらの個体と群れを形成する。主に薄明薄暮時に採食を行い、昼間は反芻を行う。通常は直立したまま休息や睡眠を行うが、安全が確保されていれば2~3時間にわたり座って休むこともある。食物の葉から摂る水分のみで、水を飲まなくても生きていくことができるため、アフリカに住む他の草食動物と異なり、乾季になっても移住をしない。時速50~60キロメートルで走ることができる。足が長いため加速性は悪い。

ゴリラ

ゴリラ
分類 霊長目ヒト科ゴリラ属
学名 Gorilla
解説 多湿林に生息する。生息密度は主に1平方キロメートルあたり1頭だが、コンゴのニシローランドゴリラ個体群では湿地での個体密度が1平方キロメートルあたり5頭に達することもある。 昼行性で、夜間になると日ごとに違う寝床を作り休む。10~50平方キロメートルの行動圏内で生活し、1日あたり0.5~2キロメートルを移動する。 食性は植物食傾向の強い雑食で、果実、植物の葉、アリやシロアリなどの昆虫などを食べる。低地では種にかかわらず果実食傾向が強く、果実が豊富な環境では果実を主に食べ、食べる果実の種数がチンパンジーと同程度に達することもある。

シマウマ

シマウマ
分類 哺乳綱ウマ目ウマ科ウマ属
学名 Equus
解説 シマウマは概して草を食す植物食である。シマウマの外見的特徴は、毛の黒地に白の縞模様に加え、大きな耳、先端がふさ状になった尾など、その姿は野生のロバとよく似ており、鳴き声もロバに近い。ゆえに「縞模様のロバ」と呼ぶ言語もある。シマウマの縞模様の効果は、捕食者が狩りの獲物とする個体を識別しにくくすることといわれてきた。これは、霊長類以外の哺乳類は色の識別能力が低いことと関連している。つまり、シマウマの白黒の模様は、霊長類以外の哺乳類が遠くから見た場合には草原の模様に埋もれ判別しにくいとされる。

ニホンザル

ニホンザル
分類 霊長目オナガザル科マカク属
学名 Macaca fuscata
解説 常緑広葉樹林や落葉広葉樹林に生息する。地表でも樹上でも活動する。昼行性だが、積雪地帯では吹雪の時は日中でも活動しない。群れは1~80平方キロメートルの行動圏内で生活する。行動圏は常緑広葉樹林では狭く落葉広葉樹林内では広くなる傾向があり、照葉樹林では1頭あたり1.4~6.4ヘクタールだが落葉樹林では1頭あたり9~79ヘクタール。複数の異性が含まれる十数頭から100頭以上の群れ(亜種ヤクシマザルはほぼ50頭以下)を形成して生活する。群れは母系集団でオスは生後3~8年で産まれた群れから独立し、近くにある別の群れに入ったり遠距離移動を行うと推定されている。

プレーリードック

プレーリードック
分類 ネズミ目(齧歯類)リス科プレーリードッグ属
学名 Prairie dog
解説 雄1匹に対し、雌数匹という一夫多妻制で、コテリーと呼ばれる家族を形成する。なわばり意識が強く、他のコテリーの雄が進入してきた場合、互いにお尻の臭腺から臭いを出し威嚇し合う。なわばり争いでは敵対する雄を生き埋めにすることもある。稀に、埋められた穴の反対側から生還する個体もいる。また、口と口でキスをしたり、抱き合ったりすることで挨拶を交す。巣穴は地中深く複雑になっており、出入り口も複数存在する。巣穴内の平均気温は年間を通し、15 °C前後といわれている。巣穴周辺の草がプレーリードッグの身長より高く育つと、プレーリードッグは視界確保のためにそれらを刈り取るため、草原が荒れることはない。

ミーアキャット

ミーアキャット
分類 哺乳綱食肉目マングース科スリカータ属
学名 Uricata suricatta
解説 石や岩の多い荒地やサバンナに生息する。昼行性。地中に、、直径10センチメートルの巣穴を掘って生活する。ペアもしくは家族群で生活し、複数の家族群が一緒に生活することもある。 昆虫、クモ、サソリ、多足類、爬虫類、鳥類、小型哺乳類、植物の茎、芽、根、果実などを食べる。繁殖様式は胎生。10月から翌4月に交尾を行い、妊娠期間は11週間。1回に2~5頭の幼獣を産む。授乳期間は4~6週間。幼獣は生後12~14日で開眼する。生後3~4週間で固形物を食べるようになる。生後10週間で独立する。生後9か月で性成熟する。

リクガメ

リクガメ
分類 爬虫綱カメ目リクガメ科
学名 Testudinidae
解説 現生の最大種はアルダブラゾウガメ(A. g. hololissaを亜種とした場合)で最大甲長138センチメートル。化石種も含めた最大種はColossochelys atlasで甲長約200センチメートル。最小種はシモフリヒラセリクガメで最大甲長9.6センチメートルとカメ目全種でも最小種。背甲はドーム状やアーチ状に盛り上がる傾向がある。 頭部は中型で、縦幅は短いが幅広い。咬合面や顎を覆う角質(嘴)は幅広い。種によっては嘴に鋸状の突起や畝があり、歯のように植物を切断したりすることができる。舌が発達するが、舌弓はあまり発達しない。頸部はやや短い。四肢は太くて短く、指趾は退化して短い(趾骨が2個以上ない)。頭部や四肢は大型鱗で覆われる。

レッサーパンダ

レッサーパンダ
分類 哺乳綱食肉目レッサーパンダ科レッサーパンダ属
学名 Ailurus fulgens
解説 標高1,500~4,800メートルにある温帯・亜熱帯の森林や竹林に生息する。インドのMeghalaya高原では標高700~1,400メートル(200メートルでの報告例もあり)の亜熱帯・熱帯の森林にも生息する。樹上棲と考えられている。夜行性もしくは薄明薄暮性で昼間は休むが、夏季には昼間も活動する。縄張りを形成して生活すると考えられ、オスは臭腺による臭い付けや一定の場所に排便することで縄張りを主張する。タケやタケノコを食べるが小型哺乳類、鳥類の卵、昆虫、動物の死骸、果実、地衣類なども食べる。